2009年5月28日木曜日

農薬ってこわい!!その2




うどん粉病です。






なんとなく全体がうっすら白くなり、次第に濃くなりうどん粉をまぶしたようになる症状が葉や花首に発生します。葉の表面が覆われると光合成が阻害されたり、葉から栄養を吸収されるので生育不良になり、花が咲かない、野菜では食味が低下する、果実が肥大しない、ひどい場合には枯死するなどの被害があります。
■発生の特徴
胞子が風で運ばれ、若い葉や枝、花首、蕾に寄生し、多くの植物に発生します。うどんこ病には多くの種類があり、中には色々な植物に寄生する種類もいますが、主にはそれぞれ違う植物に寄生します。例えば、バラのうどんこ病はバラにしか発生しません。もう一つの特徴としてうどんこ病は生きている植物にしか寄生しません。しかも植物体表面でしか繁殖することができないので菌糸や胞子が繁殖するところが見え、発病の初期でも肉眼で見つけることができます。比較的高温で湿度が低いと繁殖しやすくなるので、晩春から秋にかけて発生しやすく、特に風通しの悪いところなどでは多発します。逆に雨が続くようなときには発生が少なくなります。




バラなどの落葉樹では冬場に石灰硫黄合剤を散布すると樹上で越冬する菌糸を退治できます。手軽に使えるエアゾール剤では殺虫殺菌剤のベニカX、オルトランCやベニカDX、殺虫殺菌スプレー剤のベニカXスプレーが効果的です。うどんこ病は葉の表面で繁殖するので発生初期ならサプロール乳剤、カリグリーンなどの散布も有効です。


ただ、前回にも記述したように、上記の農薬は大変 危険で、生産者の健康、地域の水、土汚染、流通業者、小売業者、ましてや、食用&お風呂に浮かべる等を考えたら 極力排除したいところです。


オーガニックフラワーのバラ園は、これらの農薬を一切 使用せず、ひたすら地味~にアミノ酸たっぷりの黒酢配合の 酢を散布しております。


これを 2日に一回。多いときは毎日。



農薬を使用した場合とのコストの比較


例:酢の使用 900cc(¥278)を1回に15本の使用 週3回の散布 ¥4,170×3回×4週   1ヶ月 ¥50.400 

   農薬(オルトラン1kg ¥1,748)使用 500ccの農薬を2000~3000倍に希釈し月に2~3回 1ヶ月 ¥3,000から¥4,000



オーガニックって、コストがかかるんです。


バラ園の生産者の方のためにも、もっとがんばって、世の中の人に知ってもらいたい

!!

日の目を見るまで、一緒にがんばってね^^!!!




にほんブログ村 花ブログへ いつも応援ありがとうございます!! 「ぽちっ」と、よろしくです^^。


にほんブログ村 環境ブログ 有機・オーガニックへ その「ぽちっ」とで、日本の花畑に変革をっ^^!!




人気ブログランキングへ

0 件のコメント: