沖縄から小豆島に戻るフェラーリーの上からワンダフルイブニング。
めっちゃ楽しかった沖縄ツアーが終わった~。
今回、沖縄で何度も話をしていたのが「沖縄が日本になったらあかん。日本を沖縄にしなあかん」っていうこと。
だってな、沖縄は、大きな輪が出来る国やねん。
大きな輪、つまり大和。
父ちゃんは沖縄に今、地球人が思い出すべき大切なものが残っていると思うねん。
沖縄の大好きな歴史の一つそれは、黒船のペリーが来航した時。
日本は、黒船が来た時、戦おうと剣を抜こうとした。
しかし,沖縄は違うかった。
沖縄はペリーを受け入れ、めっちゃ接待したんやって。
あれ食え、これ食えって、接待したんやって。
そしたら、ペリーは
「この人らめっちゃええ人や。ここは責めたらあかん」って帰っていったんやって。
この話がどこまでほんまか分からんけど、そういう話が残ってるんよ。
めっちゃ凄いやろう。
沖縄には、素晴らしい言葉がいっぱい残っている。
「いちゃりばちょ~で~」出逢えば兄弟っていうこと。
「命どぅ宝(ぬちどぅたから)」命は宝だよ、それを忘れなければ戦争なんて起こらない。
命を大切にしなさいっていうこと。
「結いまぁる」助けあい。
これは農業から生まれたんや。さとうきびを収穫する時、今日はみんなであの農家さんの手伝いしましょうね。そして、明日は違う農家さんのお手伝いしましょうね~って、助けあうねん。
最後の言葉はひらきなおりの言葉
「なんくるないさ~」なんとかなるさ。
父ちゃんがなんで映画の撮影を沖縄に選んだかというと、そんな沖縄琉球スピリッツを日本に届けたかったから。
父ちゃんは思う。もう、戦いの時代ではない。
戦いの先にあるのは、悲しみや憎しみ、そして、絶望。
ウルトラマンを見たら分かるやろ。ウルトラマンは問題解決も出来てないやろう。
怪獣がやってきた!ウルトラマンが怪獣を殺す。
戦った場所は破壊される。
目の前のことしか考えてない人は、怪獣を倒した時、やったーって喜んでる。
でもな、次の週、また新しい怪獣が来て、また、ウルトラマンは街をぐちゃぐちゃにしながら怪獣を殺してるやろ。
そして、また、来週、違う怪獣が来て街をぼろぼろにするねん。
普通に考えたら、毎週毎週、こんなん繰り返してたら、日本はぼろぼろになって、どれだけ予算があってもやっていかれへん。
毎週怪獣とウルトラマンが戦うことにおびえないといけない。
まったく、平和じゃないやろ。
力や戦うことでは、問題は解決出来ないっていうことやねんで。
ほんまにウルトラマンが地球の事を考えていたら、戦うことじゃない。
「怪獣になんで地球に来たん?」
「なんで、ビル壊してんの?」って怪獣に話かけて理由を聞いてあげることやねん。
外(怪獣)に問題があると思っていれば、問題は解決しない。
しかし、ひょっとしたら、怪獣が来るのは、オレら(地球人)が怪獣に対して嫌なことをしてるんとちゃうかな?
問題は自分にあるんじゃないかなって思って、自分を見てゆく時、問題は解決する。
それは、病気も一緒や。杉浦のタカが言うとっった。
癌と戦うのではなく、自分を抱きしめた。自分を磨いたって。戦うことを放棄した時、本当の強さが立ち上がる。
戦わないっていうのは、本当に難しいことかもしれない。
でもな、本当に強い人は戦わへんねん。
今までテレビや漫画で戦う人が正義って思わされていたけど、本当はそうじゃないって父ちゃんは思う。ガンジーやキング牧師のように、戦わず服従しない。
それが真の強さやと思う。
少しでもそんな強い人に近づけれるようになろうな。ほんの少しでもいいから、
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